the Section called パネル全体の設定で説明したパネル全体の設定に加
えて、いくつかの設定はそれぞれのパネル毎に行うことができます。こ
れには、パネルの種類(エッジ、アライン、ス
ライド、フロート)、大きさ、位置、背景色、隠蔽方式があります。あ
るパネルについてこれらの設定を変更するためには、そのパネル上で右
クリックして、->と選択します。メ
インメニューを押して、->と選
択することもできます。
サブメニューでは、
を選択することができ、
これはパネルのプロパティダイアログを呼び
出します。すでにこのダイアログについて熟知していれば、
メニューの適切な項目を選択す
ることで、いくつかのプロパティ — つまり
パネルの大きさや種類— についてはより
手早く変更することができます。
パネルのプロパティダイアログには、2つのタ
ブがあり、選択したパネルの設定を助けます:
エッジ・パネル(もしくはアライン・
パネル、… - パネルの種類
に依存します)と背景。それぞれのタブについて、
以降で説明します。
パネルの位置 —
パネルの画面上の位置を変更します。
エッジ・パネルでは、どこかの縁
(上、右、
左、下)を指定し
なければなりません。アライン・パネル
では、どこかの縁とその中での端もしくは中央を選
択しなければなりません。スライド・パネル
では、縁とどこかの角からの距離を指定しなければ
なりません(ピクセル単位)。フロート・パネル
では、向き(水平または垂直)と
パネルの左上角の位置(画面の左上角と
のピクセル距離)を指定しなければなりません。
パネルは、適用
もしくはOKボタンを押すと
位置を変えます。
 | パネルを手で移動させる |
---|
| マウスの中ボタンでドラッグすることでも、
パネルを新しい場所に持っていくこと
ができます。
|
パネルの大きさ — ここで、
パネルの太さを選ぶことができます。標準
お大きさは48ピクセルで、これはGNOMEの標準アイコンの大きさで
す。低解像度の画面では、パネルを
小さくしたいと思うでしょうし、逆に、高解像度の画面では、
パネルを大きくしたいと思うでしょう。
パネルの大きさを変更すると、
パネルは自動的に、その上にある全てのア
イコンの大きさを変更します。これは、品質を落とす可能性があり
ます。また、パネルは、全てのアプレット
に対して、それ自身が大きさを変更するかどうかを尋ねます。ほと
んどのアプレットは応じますが、いくつかのものがこの要求に従わ
ない場合には、パネル は自分自身の大き
さを変更して、全てのパネルが収まるようにします。
隠す — ここでは、どのようにして
自動的に隠すを行うかどうか選択することがで
きます。これは、マウスがパネル上に無いと
きにパネルを自動的に隠すものです。「自動的
に隠す」機能のパラメータは、全体の設定
ダイアログで設定することができます。「自動的に隠す」を選
択している、ここにある、隠すボタンを無効にしたいと思うでしょう。
また、隠すボタンにある矢印表示を無効にすることもできます。
これらのオプションでは、パネルの背景を変
更することができます。標準、ピッ
クスマップ、色といった背景を選
択することができます。パネルの標準的な見
た目は、現在実行しているGTKテーマにより、決定されます
(GNOMEコントロールセンターで、GTKテー
マを設定することができます)。ピックスマップ
オプションは、貼り付ける画像やパネル
の大きさの選択を行うことができます。色
オプションでは、そのパネル特有
の色を指示することができます。
 | 画像をドラッグ&ドロップする |
---|
| パネルパネルの背景を変更するもっと簡単
な方法は、GNOMEファイルマネージャ
からパネルへ、画像ファイルをドラッグ&
ドロップすることです。これで、パネルの
背景をこの画像に変更させることができます。
|
画像の大きさを変更しない — このボタ
ンがチェックされている場合には、背景画像は大きさを変えずにその
パネル上へ載ります。
画像を引き伸ばす(比率を維持) — この
ボタンがチェックされている場合には、背景画像は可能な限り比率を
保持しつつ大きさを調整して、調整した画像を
パネルに張ります。
画像を引き伸ばす(比率も変更) — この
ボタンがチェックされている場合には、長さと幅両方とも
パネルの大きさに引き伸ばされます。
パネルが縦向きの時は画像を回転する — この
ボタンがチェックされている場合には、
パネルの向き(水平/垂直)を変更したときに、
画像を回転させます。